ポメの多頭飼い

オタクの脳内

「道士郎でござる」を激推ししたい

不良×武士×青春コメディ!

 

もう少し詳しいあらすじ↓

半ば強制的に実父によってアメリカ・ネバダ州に連れ去られ、12年間そこで育てられていた桐生道士郎。突然日本に帰ってきた彼はなぜか武士(風のなにか)に育っていた。不良達と勝負したり、なぜか本作のもう1人の主人公である気弱な男子高校生小坂健助を殿と仰いだりして、なんやかんやハチャメチャやる話。一体どうなっちゃうの───!?

 

作者は西森博之先生です。他の作品に実写ドラマ化もされた「今日から俺は!」などがありますね。

 

ここまでなんとなーく書いたとおり、道士郎でござるは不良漫画でコメディ漫画なわけですが、わたし自身は別にヤンキーが出てくる漫画が好きだよ!ってわけでもありませんでした。詳しくもないですし、今でもあんまりピンときません。だから本作も数年前に両親の本棚にポンと置いてあったからという理由でなんとなく読んでみたのですが、面白かったし、今でも時々思い出して読み返すくらい好きなので、一回文章を書いておこう!と思った次第です。

 

まず本作のわたしが好きだなだと思うポイントは「キャラクターの造形」と「シュールな世界観」ですね。

 

読む前は、あーなんとなく怖い人が出てきて喧嘩する感じかなぁ…なんていう漠然とした偏見イメージを抱いていた本作、読後はほとんど全員の登場人物の事を愛おしく感じました。

本当にただの平凡な高校生だった主人公・ケンスケの人生は、道士郎に殿と祭り上げられたことで狂っていきます…。

 

ケンスケって本当に「普通の子」で、怖いこと嫌だし、面倒ごとにも巻き込まれたくないし、そこそこでレール通りの人生を送りたいと思ってる人なんですけど、わたしは彼の「善性」に魅力を感じました。

テンプレート偽善者でも物事を斜めに構えまくった人間でもない、平凡だからこその善性に共感できるし応援したくなります。

他の登場人物たちから慕われてる理由も、「この普通の善性」の匙加減が絶妙だからなのかな〜と思います。

 

ケンスケに限らず登場人物みんなバランスが絶妙で、憎めなくて可愛いです。とくにヒロインの白瀬エリカちゃんが可愛いのでそれだけで読む価値があります。道士郎は面白人間ですがめちゃくちゃカッコいいです。

 

シュールな世界観の方は説明不要ですよね。普通のDKが武士風の高校生従えてなんやかんや仲間と大暴れするとかそんなん面白くないわけがないです。この世界面白すぎる。シュールかつ個人的にうるっとくるシーンもあるので本当に良い漫画です…。

 

今日は名前だけでも覚えて帰ってくれると嬉しいです。読んでくださりありがとうございました。